扇島海水浴場


 京浜運河の開削によって浚渫した土砂を投棄した場所が砂州となり海水浴場に発展しました。昭和5年より旅客誘致策として夏季限定で営業を開始した扇島海水浴場は同年総入場者数9万人に達し、同年下期の軌道線乗客数は前年同期に比べて13%増加しました。
 同年10月28日より鉄道線で旅客営業が開始となり、翌6年には白石-浜川崎間に夏季限定の「海水浴前」停留場を新設したこともあり、総入場者数は13.6万人となり、前年の50%増を記録しました。
 また、別の旅客誘致策として昭和6年4月竣工で安善町一丁目に臨港野球場を開設しました。

海水浴場入場者数 (出展:鶴見臨港鐵道「営業報告書」)
昭和 5年
90,000人
「水のきれいな扇島へ」
同  6年
13,6000人

同  7年
172,000人

同  8年
216,000人
過去3年の経営によりその真価を認められるに至り。
同  9年
184,000人
近年稀なる悪天候に災いされたが、当浴場の真価は益々一般に認識され、
8月第一日曜日には入場人員3.5万人を突破する大盛況。
同 10年
177,000人
昨年以上の悪天候に見舞われるも、今や京浜間に欠くべからざる夏の保健娯楽場として社会的重要性を一般に認められるに至り。
同 11年
212,600人

同 12年
203,000人

同 13年
152,000人
悪天候に加え時局の影響もあり激減。
同 14年
148,000人
悪天候で減少なれど京浜間唯一の海水浴場として認識されている。
同 15年

昭和5年以来東京日日新聞社後援のもと当社が経営し京浜間唯一の夏の保健場として真価を発揮してきたが本年度は当社後援として経営一切は東京日日新聞社に委託。


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パンフ@ パンフA
パンフB パンフC

海水浴場位置図 運動場 濱の賑

扇島A 空から見た扇島 テント村

海から見た扇島 正門 案内

渡船場 臨港野球場@ 臨港野球場A